2013年12月20日

薬剤師450人による製薬企業55社のイメージ

ちょっと古い情報になるのですが、神戸に本社のあるネグジット総研が、製薬企業55社のイメージ調査の結果を発表しました。

その調査内容というのが、薬剤師450人を対象とした製薬企業55社のイメージ調査となっていて、「情報発信」「好感度」「営業力」などの6分野について印象を聞いたそうです。

「薬剤師が選ぶ製薬企業イメージ調査2013」

この調査レポートは、52,500円で販売されており、詳細についてはこのレポートを購入しなければならないのですが、総合ランキングは一般に公開されているようで、以下のようになったそうです。

  1. 1位:ファイザー
  2. 2位:武田薬品
  3. 3位:第一三共
  4. 4位:アステラス製薬
  5. 5位:エーザイ
  6. 6位:大塚製薬
  7. 7位:クラクソ・スミスクライン
  8. 8位:MSD
  9. 9位:中外製薬
  10. 10位:塩野義製薬

これまで、2010年から3年連続で武田薬品がトップだったらしいのですが、ここにきてファイザーに逆転を許したのだそうです。

ちなみにファイザーは、アメリカにある製薬会社で、世界売上1位を誇っている大企業で、日本企業の武田薬品が首位陥落してしまったのは、とても残念です。

とはいえ、武田薬品は、日本での売上は1位であり、世界の医薬品企業の中でも14位と立派な数字を残している会社です。

ちなみに、全質問がネットに掲載されていましたので、ここで転載しておきますね。

【全設問】
Ⅰ.コールセンター
■Q1.今年の製薬企業のコールセンター(電話相談室)の利用経験について
■Q2.今年問い合わせされたことのある製薬企業について(MA)
■Q3.今年問い合わせした内容で記憶しているもの、印象に残っているコールセンターの 対応について(FA)
■Q4.最も評価できるコールセンターを持つ製薬企業(SA)
■Q4-2.Q4で回答されたコールセンターを評価する理由(FA)
■Q5.製薬企業のコールセンターを利用した経験がない理由(SA)
■Q5-2.Q5「その他の手段で調べた」の「その他の手段」について
(MA)
Ⅱ.営業力
■Q1.営業・販売力の強いイメージのメーカー(SA)
■Q2.質の高いMRのメーカー(SA)
■Q3.トラブル対応が早いメーカー(SA)
Ⅲ.開発力
■Q1.研究開発に熱心なメーカー(SA)
■Q2.今後の新薬が期待できるメーカー(SA)
■Q3.患者目線で製造された製品、製剤工夫がされていると思う製品名(FA)
Ⅳ.好感度
■Q1.自分の子供を入社させたいと思うメーカー(SA)
■Q2.薬局・薬剤師を大事にしているメーカー(SA)
■Q2-2.薬局・薬剤師を大事にしているメーカーの回答理由について(FA)
■Q3.製品に絶対的な信頼を置いているメーカー( SA )
■Q3-2.製品に絶対的な信頼を置いているメーカーの回答理由(FA )
Ⅴ.社会貢献
■Q1.環境問題に積極的に取り組んでいるメーカー(SA)
■Q2.文化、スポーツなどのイベント活動に熱心なメーカー(SA)
■Q3.患者団体の支援に熱心なメーカー(SA)
Ⅵ.情報発信
■Q1.最近、薬剤師向けに情報提供、勉強会など積極的に行っているイメージのあるメーカー( SA )
■Q2.薬局・薬剤師に対する情報提供が充実しているメーカー( SA )
■Q3.患者向け情報が充実しているメーカー( SA )
■Q4.情報伝達の早いメーカー( SA )
Ⅶ.ランキング
■各分野別総合ランキング
■薬剤師が選ぶ製薬企業イメージ総合ランキング
Ⅷ.後発品企業
■Q1.ここ1年で薬剤師への対応が良くなったと評価する後発品企業
■Q1-2.ここ1年で薬剤師への対応が良くなったと評価する後発品企業の回答理由
-PR TIMES-   


Posted by 寺島寿樹  at 13:25Comments(0)ブログ

2013年12月11日

掲載薬剤が2万種突破!

お薬検索サイト「QLifeお薬検索」に掲載されている薬剤数が20,000種を突破したそうです!

まず、この「QLifeお薬検索」がどんなサイトなのかというと、

QLifeは、「医療と生活者の距離を縮める」コミュニケーションをお手伝いする日本最大級の総合医療メディアです。 病院検索・医薬品検索・医療情報サイトをはじめ、20以上のサイトがあり、月間600万人(2012年8月現在)に利用されています。 また、100以上の外部サイトにもQLifeのコンテンツは利用されています。だから、知らないうちにあなたのお役に立っているかも!

・・・とサイトでは説明されており、なんといっても目玉は、薬を、検索処方薬だけでなく、薬局で買える市販薬(OTC医薬品)でさえも検索できるのです!

そして、その検索できる薬の数が、287社20413種になったらしく、一般の人だけでなく、医師や薬剤師などの医療者からも高い評価を得ているのです!

ここの凄いところは、薬の名前からの検索ではなく、、疾患ごとでも検索できて、さらに「カプセルやパッケージに刻印されている記号、番号(処方薬のみ)」や「レセプト電算コード」「JANコード(市販薬のみ)」からも検索できるのです!

また検索結果も、薬の作用と効果、副作用、保存方法などもしっかりと掲載されているので、なにか薬でわからないことがあったら、ここで調べたほうがいいですよ!

  
タグ :QLife薬剤


Posted by 寺島寿樹  at 14:22Comments(0)薬剤