2013年10月28日

在宅医療支える薬剤師の訪問管理

今、在宅で医療を受けている患者をサポートするために、薬剤師自らが患者の自宅を訪問し、薬を管理するという取り組みが広まっているそうです。

和歌山県の薬剤師会が、この動きをもっともっと知ってもらおうと、和歌山県内での訪問管理を行う薬局をまとめた一覧表やパンフレットなどを作成しているそうで、これはとても素敵なことだと思います。

この訪問管理ではどのようなことをするのかというと、、薬剤師が医師の処方箋に基づいて薬剤を患者宅に持参し、服薬の指導などを行うそうで、介護保険や医療保険も適用できるそうです。

この訪問管理、人出も必要となりますし、薬剤師の負担は大きくなりますが、患者さんにとっては、これほど助かるサービスはないと思います。

病気の方は、薬を受け取るために家から出るだけでも大変ですので、ついつい薬を貰いに行くことに億劫になってしまったり、家族の方も受け取るための時間を割ければいいのですが、なかなか日本の勤務システムでは、そこまで気軽に職場を離れるわけにはいきません。

また、和歌山県は、この在宅医療を推進するため、訪問管理を行う薬局の地図の作成や研修などについて補助金を出すなどの支援に取り組むそうで、こうやって県の力も動いてくれると物事は動かしやすいですね。
和歌山県はすごく立派だと思います。

こうやって、困っている人のために働けることは、とて有意義だと思いますし、ますます薬剤師になりたいと思うのです。

  
タグ :訪問管理


Posted by 寺島寿樹  at 12:47Comments(0)ブログ