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薬剤師を目指す!寺島寿樹
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薬剤師を目指す寺島寿樹です!薬学や薬剤に関することや医療にまつわるニュースなどを取り上げて、自分の考えなどを書いていきたいと思っています。
ja
Wed, 15 Feb 2023 10:57:13 +0900
Wed, 15 Feb 2023 10:57:43 +0900
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寺島寿樹
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寺島寿樹、名古屋在住。
将来は薬剤師になりたく学校へ通っています!
薬剤師って、国家試験なうえに、この資格を取るためには、6年制の薬学部を卒業後、薬剤師国家試験に合格しなければならないのです。
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救急集中治療医がマンガで解説
千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119が、点滴の管のしくみについてのイラストレーションを一般公開しました。
水分や薬剤を緩やかに投与する点滴は治療で多く使用され、長い時間をかけることから「適量なのか、早くできないのか」と思われる方がいますが、投与速度は厳重に決められているもの。
どのように調整されているのか、点滴の管のメカニズムも含め、救急集中治療医の見地から親しみやすいマンガで解説されていて、この資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用していただくことが可能となっています。
点滴は、治療で多く用いられ、水分や薬剤を一定の濃度で持続的な投与ができることから熱中症などの救急時はもちろんのこと、入院時の定期的な投薬に使用され、長い時間をかけて一滴ずつ投与することで、血中薬剤濃度の急激な上昇を防げる安全な方法でとなっています。
点滴は、薬剤によって投与速度が厳重に決められており、同じ容量でも、所要時間が30分のときもあれば、12時間をかける場合もあります。
この速度を調整するのが「クレンメ」という流量調整装置で、「何秒間に何滴」と確認するのが「チャンバー」という透明な筒で、投与される薬剤ごとに調整し、アナフィラキシー・ショックを起こすことなく、体内へ穏やかに取り入れるようにしています。
「時間がかかりすぎではないか」「滴のペースが早い」と長時間の点滴で管の様子を見て不安がる必要はありません。点滴が、安全で安心できる治療であることを解説します。
印刷用資料ダウンロードリンク
https://teraster22.tenkomori.tv/e470212.html
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薬剤
Wed, 15 Feb 2023 10:57:13 +0900
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アトピー性皮膚炎に対する外用PDE4阻害薬が登場
2021年9月27日、アトピー性皮膚炎(AD)治療薬のジファミラスト(商品名モイゼルト軟膏0.3%、同1%)の製造販売が承認されました。
用法用量は「成人には1%製剤(小児には0.3%製剤)を1日2回、適量を患部に塗布、小児には症状に応じて1%製剤を1日2回、適量を患部に塗布することができる」となっています。
ADは、増悪と寛解を繰り返す、そう痒のある湿疹を主病変とする慢性炎症性疾患であり、患者の多くはアトピー素因を有するものと定義されていて、中等度から重症のADは、広範囲な発疹を特徴となっていて、持続する難治性の痒み、皮膚の乾燥、亀裂、紅斑、痂皮と毛細血管出血を伴うことがあり、患者にとっては、痒みが最も大きな負担となり、体力を消耗させることもあります。
ADの治療方法は、病態に応じて薬物療法、皮膚の生理学的異常に対する外用療法・スキンケア、悪化因子の検索と対策が基本となっており、これらを個々の患者ごとに症状の程度や背景などを勘案して適切に組み合わせており、中でも、ADの薬物治療としては抗炎症性の外用ステロイドとタクロリムス水和物(プロトピック他)が有効性および安全性において多くの臨床研究で検討されている中心的治療薬に位置付けられています。
ADの治療目標は、症状が認められない、あるいは症状があっても軽微であり、かつ日常生活に支障がない寛解状態への導入およびその維持なのですが、既存の外用ステロイドは皮膚萎縮、毛細血管拡張などの局所副作用により、適応部位(顔など)や長期連用に関する問題も生じていて、この問題に関しては、2020年6月よりヤヌスキナーゼ(JAK)阻害作用を有した非ステロイド外用薬のデルゴシチニブ(コレクチム)が臨床使用され、改善されるようになりました。
ジファミラストは、既存のADの外用薬と作用機序が異なり、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)の酵素活性を選択的に阻害して抗炎症作用を示す、日本初となる外用のPDE4阻害薬(油脂性軟膏剤)であり、ADの末梢血白血球ではPDE4様活性が亢進し、細胞内環状アデノシン一リン酸(cAMP)濃度が低下していることが認められており、このPDE4は多くの免疫細胞に存在し、cAMPを特異的に分解する作用を有しています。
ジファミラストは、PDE4阻害作用により、炎症細胞の細胞内cAMP濃度を高め種々のサイトカインおよびケモカインの産生を制御することにより、ADの皮膚炎症を抑制、既存のPDE4阻害薬としては、2017年3月より経口薬のアプレミラスト(オテズラ)が乾癬やベーチェット病による口腔潰瘍の適応で臨床使用されています。
軽症から中等症のAD成人および小児患者を対象とした国内第III相試験および国内長期投与試験にて、本薬の有効性および安全性が確認されているのですが、副作用として、色素沈着障害(1.1%)、毛包炎、搔痒症(各0.5%以上)などが報告されているので十分注意する必要はあります。
薬剤使用に際しての注意事項
塗布量は、皮疹面積0.1m2あたり1gを目安にすること
1%製剤で治療開始4週間以内に症状の改善が認められない場合は、使用を中止すること
小児に1%製剤を使用し、症状が改善した場合は、0.3%製剤への変更を検討すること
妊娠可能な女性には、本薬投与中および投与後一定期間は適切な避妊を行うように指導すること
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薬剤
Wed, 10 Nov 2021 09:44:21 +0900
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MONITARO-Lite
MONITAROは、病院を訪問する取引業者向けの記帳に代わるスマートチェックインシステムで、問診・体温記録等の感染管理も含めてペーパーレスで管理することができるのですが、今回新たにリリースするMONITARO-Liteは薬剤部と製薬MRがコミュニケーションする上でかかせない担当者リスト・通知機能・面談予約機能といったシンプルな機能だけに特化することで製薬MRに対しても無料で提供することが可能となり、更に間もなくチャット機能(双方向メッセージ機能)も利用できるようになるのだとか。
昨今、薬剤部と製薬MR様の連絡ツールが有償化の流れにある中で、全国の病院薬剤部や一部製薬会社からも切実な相談があったようで、今回、薬剤部と製薬MR向けのMONITARO-Liteを新たにリリースすることまったようで、今後も病院及び医療業界全体においてより健全なサービスの普及に今後も精一杯努めていくようですよ。
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薬剤
Wed, 17 Mar 2021 13:35:21 +0900
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有望薬「アビガン」「レムデシビル」
日本国内だけでなく全世界レベルで感染拡大が続く新型コロナウイルス。残念なことに2月26日時点では、いまだ感染症に対しての確実な効果が確認された治療薬は存在していません。
とはいえ、ただ解決のめどが立っていないだけでなく、各国当局の臨床試験などによって、効果が期待される3つの治療薬が浮上してきたのだそうですよ。
新型コロナウイルス感染症対策本部で、厚生労働省が一部の医療機関において治療薬「アビガン」「レムデシビル」「カレトラ」を使用した研究を始めたことを明らかにしており、実はこの3種が、現時点で最も有望薬として期待されているのだとか。
「アビガン」は、抗インフルエンザウイルス薬で、富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム富山化学が開発し、2014年に製造・販売の承認を得ているのですが、国が新型インフルエンザの流行に備えて備蓄する特殊な治療薬で、一般に流通はしていないとのことで、国は現時点で200万人分の備蓄を持ち、「タミフル」など既存のインフルエンザ治療薬が効かないような新型インフルエンザウイルスが流行した時に、初めて国がアビガンの投与開始を検討するということのようで、現在流通していないだけでなく、その薬価も設定されていません。
「レムデシビル」は、アメリカの製薬大手であるギリアド・サイエンシズが開発したエボラ出血熱の治療薬で、中国を視察した世界保健機関の担当者が24日、レムデシビルに対し「現時点で本当に治療効果があるとみられる唯一の薬」と発言したことで、「有望薬」として一気に注目を集めていて、米国立衛生研究所(NIH)も現地時間25日、レムデシビルを使った臨床試験を開始すると発表しています。
「カレトラ」は、抗エイズウイルス(HIV)薬として知られ、新型コロナウイルスはプロテアーゼの働きを借りるとされており、同じコロナウイルスであるSARSの原因ウイルスに対しても効果がある可能性があるとの研究結果があることなどから、新型コロナウイルスに対しても効果が見込めると判断されているようですね。
https://teraster22.tenkomori.tv/e447597.html
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薬剤
Thu, 27 Feb 2020 15:01:43 +0900
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モルヒネに代わる副作用のない鎮痛薬
モルヒネと同等の鎮痛効果があるにも関わらず、副作用がないと考えられる合成薬剤の開発ができたという発表がありましたね。
まず、モルヒネの作用としては、痛みの抑制系を亢進するオピオイド受容体と結合することにより傷みを抑えるという作用があります。
ですので、主に鎮痛目的で用いられており、有効限界がないのも特徴となっていて、より強い痛みに対しては用量を増やすことで対応することが可能となっています。
また、他にも咳を抑える効果や下痢を止めるために使われることもあります。
ここまで見てみると、ものすごく素晴らしい効果ばかりではありますが、やはり良いことの裏側には副作用もあり、下痢を止めるということは、便秘にもなるということでもあり、モルヒネを使い始めたときや増量したときなどには、眠気やめまい、ぼんやりとした感じがあらわれやすくなります。
しかし、人間の体の凄さは耐性ができることにより、役1週間程度で軽減していきます。
とはいえ、モルヒネの一番やっかいな副作用は、やはり依存症になってしまうことで、この依存には「精神依存」と「身体依存」の2通りが存在しています。
精神依存については、モルヒネの使用をコントロールできなくなってしまい、モルヒネを欲してしまうようになりますし、身体依存については、モルヒネが常になければ、代謝が正常に行われなくなり、モルヒネが切れると激しい禁断症状などが起こります。
ですので、今回のモルヒネと同等の鎮痛効果を持ちつつ、副作用のない薬というのは、まさに奇跡のような薬で、いち早く医療現場で使えるようになってほしいものですね。
https://teraster22.tenkomori.tv/e404826.html
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薬剤
Fri, 19 Aug 2016 14:02:20 +0900
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ジェネリック医薬品
ジェネリック医薬品とは、先発医薬品の特許が切れた後で、他のメーカーから販売される、先発医薬品と同じ成分、含有量、投与経路をもつ医薬品のことで、かつて日本では、特許切れと同時に数十社からゾロゾロと発売されていたって、医療関係者からは「ゾロ」と呼ばれていたことがあります。
なぜジェネリック医薬品は安く販売されているのかというと、理由としては、まず第一に先発医薬品のように莫大な研究開発費や進捗開発費などをかけずに製造できますし、その承認期間も、先発医薬品が10年~15年ほどかかるのに比べ、1年~2年で承認されるということが挙げられます。
というのも、ジェネリック医薬品は、先発医薬品と同じ有効成分を持っている上、すでに安全性、有効性などが確立されているとみなされ、承認申請に必要な書類も、先発医薬品に比べずっと、少ないのです。
経済的には優れたジェネリック医薬品ではありますが、これには問題もあり、先発医薬品と同じ有効成分量を含んでいるとはいえ、その製造工程には違いがあるため、全く同じものになることはありません。
また、添加物などでも違いが出てきますし、一概に同じ薬だから大丈夫だとは言えません。
ですので、安いからといって、安易にジェネリックに飛びつくのではなく、医者や薬剤師に、しっかりと相談するようにしましょう。
https://teraster22.tenkomori.tv/e404648.html
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薬剤
Mon, 15 Aug 2016 17:04:37 +0900
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30年ぶりに承認された新規便秘治療薬
30年ぶりの便秘症新薬ルビプロストンが発売されます。
便秘で長期間悩んでいる人はとても多く、一般的には生活習慣の改善指導、薬物治療で対処するのですが、なかなかうまくいかないもの。
そこで薬に頼りたいところなのですが、既存の薬には耐性や習慣性の問題があったりしますし、塩類下剤は血清電解質に影響を及ぼすため腎機能が低下した患者には使えないという問題がありました。
しかし、この新薬では、自然の排便を促すことが特徴となっていて、腹痛がないうえ、耐性、習慣性がないから長期間の投与が行えるのだそうです。
この商品名はアミティーザカプセル24μg。
小腸での水分分泌を促進することによって便を柔らかくし、腸管内での便の移動を容易にして排便を促進し、通常、慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)の治療に用いられます。
https://teraster22.tenkomori.tv/e403732.html
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薬剤
Tue, 26 Jul 2016 18:01:28 +0900
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薬剤師不在でも販売可能
花粉症治療薬であるアレグラFX(一般名フェキソフェナジン)など4成分の6商品の市販薬が、今年の夏以降、薬局などで薬剤師不在時でも購入できるようになるのだそうです。
アレグラFXの他の商品は、鼻炎用内服薬のストナリニZとコンタック鼻炎Z、アレルギー用点眼薬のアイフリーコーワAL、解熱鎮痛薬のナロンメディカルとリングルアイビー錠α200。
まだ決定ではありませんが、どうやらこの薬たちは、薬剤師の説明が必要な第1類から、登録販売者からも購入できる第2類、または指定第2類」にリスク区分が変更されるのだそうです。
第1類医薬品とは、副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要するものとなっていて、販売は薬剤師に限られていて、店舗でも購入者が薬剤師の説明を聞かずに購入できないように、手の届かない場所に陳列されています。
第2類医薬品は、副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するものとなっていて、この中でもより注意を要するものは指定第2類医薬品となっています。
この第2類医薬品には、主なかぜ薬や解熱剤、鎮痛剤など日常生活で必要性の高い製品が多くあります。
このアレグラFXは、嵐の大野智さんがCMキャラクターを務めていて有名ですよね。
薬剤師の脳みそ
https://teraster22.tenkomori.tv/e400657.html
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薬剤
Fri, 27 May 2016 17:24:57 +0900
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死刑に薬使わせない!
製薬会社のファイザーが、死刑執行において「自社製品が用いられないように流通を規制する」と発表しましたね。
ヘルスケア分野に特化したインターブランドヘルスが、グローバルの医薬ブランドを対象としたランキングで見事に1位を獲得したファイザーですが、昨年、執行に使われている薬物などを製造してきたホスピラ社を買収しており、今回の発表では「製品は患者の命を救ったり、良くしたりするためだけに製造しており、極刑の執行で用いられることに強く抗議する」と表明しています。
アメリカでは、麻酔薬などの注射による死刑執行が一般的なのだそうですが、これにより通常の流通では麻酔薬を購入することができなくなり、アリゾナ州、オクラホマ州、オハイオ州は、数ヶ月判決の実行を延期することを決めたのだそうです。
しかしながら、一部の州は、電気椅子やガス室を使用する意向を発表しているそうで、ユタ州は銃殺への回帰の準備を示したのだそうです。
これって本当に難しい問題ですよね。
今回のことで死刑執行がなくなってくれればいいのでしょうけど、薬がなくなったからといって即死刑執行が無くなるなんてことはあり得ず、やはり別の処置が取られてしまい、その処置はさらに残酷なものになってしまいます。
人が人を裁くということ、被害者側の思い、冤罪の可能性。
色々なことを色々な立場から考えると、死刑執行の是非を決めるのは、本当に難しいものです。
そもそも論で言うと、犯罪なんて起こらなければいいのでしょうけど、こんなに多くの人間が関わりを持って生活している中では、不平不満が起こるなんてことは当然ですし、人間に感情がある以上、それを抑制なんてできませんからね。
https://teraster22.tenkomori.tv/e400060.html
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薬剤
Mon, 16 May 2016 11:54:55 +0900
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メルドニウムの効果と副作用
テニスのマリア・シャラポワの会見が行われましたね。
内容は、禁止薬物のメルドニウムを摂取し、ドーピング検査で違反が見つかったという公表で一見すると、「知らなかった私の責任」だというような内容で「大きな勇気だ」と称賛する声もあったようでしたけど、その後のニュースなどでは、「少なくとも5回は通告を受けていた」とか、「ロシア連盟も選手とコーチに気をつけるように指示していた」などという報道があり、ちょっと胡散臭くなってきましたね。
ちなみに、このメルドニウムという薬物は、2016年1月1日から世界反ドーピング機関(WADA)により禁止リストに追加されていたそうで、もともとは、心血管疾患の治療用の薬として開発されていたものです。
日本やアメリカではその利用は認可されていませんが、ロシアやリトアニアでは認可されており、主な作用としては狭心症の薬として販売されており、簡単に言うと血液の循環を促進する作用があります。
そして、それをアスリート側の観点から見ると、持続力や持久力の向上や疲労からの回復力が上がるなどメリットが多く、その代償としてのデメリットは、アレルギー反応や消化不良などを起こすことばあるのだそうです。
報道ではシャラポワは10年間も服用していたとのことですが、このことによって、スポンサーである「ナイキ」「タグ・ホイヤー」「ポルシェ」が続々と契約を見直していますから、大きな代償を払うことになりましたね。
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涙活ドラマ『初心-はつごころ-』
ロシアのドーピング問題は、まだまだ終わりそうにありませんね・・・
https://teraster22.tenkomori.tv/e396698.html
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薬剤
Fri, 11 Mar 2016 11:23:22 +0900
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かかりつけ薬局
今、門前薬局からかかりつけ薬局への転換していく方向性が示されてます。
この「かかりつけ薬局」というのは、簡単に言えば、いつも利用する薬局をつくることで、処方せん薬をもらったり、薬や健康に関する相談が気軽にできる身近な薬局のことで、患者ごとに「薬歴」を作り、体質やアレルギー、どんな薬をいつごろ使用したかなどの履歴を記録・管理し、複数の医師から処方された薬を飲んでいる場合でも、同じ働きを持つ薬が重複して処方されていないか、副作用や併用している薬との相互作用はないか等がチェックできまるようになります。
様々な医者で診断を受けている場合、いろんな薬をもらって飲まなければなりませんが、それぞれの医者が連動しているわけではありませんので、同時の飲んではいけない薬などの注意点などがあまりよくわからないことがあります。
そこで、かかりつけ薬局で服用薬を一元管理できれば素晴らしいことですよね。
とはいえ、その裏には厚労省での思惑、「患者の安全性に配慮しながら医療費を抑える」という目的もあり、一概に手放しでは喜べない部分もあります。
というのも、病院で薬を貰うことはできなくなりますから、処方された薬を貰うために、わざわざかかりつけの薬局へ行かなければならなくなります。また、病院で薬をもらうよりも若干値段が上がることにもなるようで、それだけでなく服薬指導なども行われるため、その費用も追加されることにもなります。
まぁ、これらについては健康のためには仕方がないことだと割り切ることもできますが、地域によっては家の近くに薬局がないということも考えられますし、それ以前に必要とされる薬をおいていないなんてことにも成りかねません。
わざわざかかりつけの薬局にいったけど、必要な薬が切れていて、別の薬局で購入したなんて、本末転倒ですからね。
しかも、厚生労働省の考えでは、「かかりつけ薬局」を認定する制度を導入するそうで、そのハードルの高いこと、高いこと。
なんといっても、服薬などの一元管理なんてのは当たり前で、24時間対応、在宅対応というこれまでにはなかったものも含まれており、薬局の設備においてもパーテーションで区切られた相談窓口がなければなりません。
いや~、これブラック企業化してくださいと言っているようなものですね。
だって、既存の薬局での人員ではほぼ無理でしょ・・・。
24時間対応という部分では、薬局を24時間開ける必要はないとのことですが、時間外での相談窓口が必要だとのことで、確実に人員は必要になってきます。
なんだか日本の政治家たちって、わざわざ無駄に仕事量を増やしたがる傾向がありますね。
作業効率を高めるという考えには及ばないのでしょうかね・・・
https://teraster22.tenkomori.tv/e395539.html
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薬剤
Mon, 15 Feb 2016 13:09:44 +0900
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イソジンが変わる?
うがい薬で有名な「イソジン」ですけど、2016年4月から塩野義製薬が販売することになったそうです。
「それが何?」なんて声が聞こえてきそうですが、実はこれまでイソジンは明治は販売していたのですが、これは明治が国内で作って売る権利をイソジンの商標を持っているアメリカのムンディファーマとの契約によって成り立っていたもので、どうやらこの契約が切れて、明治に代わり塩野義製薬が一般医薬品の独占的な販売契約を結んだのだそうです。
とは言え混乱しそうなのが、イソジンでお馴染みのカバのキャラクターは明治が引き続き使用するとのことで、イソジンと同じ成分の商品を販売するそうです。
まぁ、これまでのイソジンと全く同じ商品の名前が代わって出てくるだけならまだしも、「イソジン」という名前の製法違いの別の商品も出てくるわけですから、消費者側の混乱は避けられないでしょうね。
これまでイソジンの効き目があった人は2014年4月以降は「イソジン」を買うのではなく、カバのパッケージの「明治うがい薬」を購入しなければなりませんし、かたや2014年4月からの「イソジン」にもカバのキャラクターを使用したパッケージが登場してくるようですから、ますます混乱しそうです。
https://teraster22.tenkomori.tv/e392494.html
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薬剤
Thu, 10 Dec 2015 14:15:03 +0900
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市販薬で所得税控除??
厚生労働省と財務省は、市販薬を一定額以上買うと所得税を減らすことができる制度を新たに設ける方針だそうです。
これは、早ければ2016年から実施されるそうで、まだまだ検討段階ではありますが、家族合わせて市販薬に年1万円を超える出費をした場合、1万円を超える部分を課税所得から差し引くのだそうで、目的としては軽い症状であれば病院に行かずに治してもらうようしたいとのことで、医療費の削減につなげたいのだとか。
現在では、病院の受診や市販薬の購入で年間10万円という高いハードルを超えた世帯であれば、所得税の支払いを減らすことができる「医療費控除」があるのですが、まぁ、普通は年間10万円もいきませんよね。
面白い試みになるとは思うのですが、どこまでを市販薬とするのか、興味のあるところです。サプリメント系までを含めることができれば、かなりいい制度になるかも知れませんが、きちんと国民に伝えることができなければ、全く意味のない制度となるでしょうね。
国は色々と減税制度を打ち出してはいますが、そのほとんどがキチンと国民に伝えられていないので、まずはそのような体制を改善していくべきだとは思うんですが・・・
https://teraster22.tenkomori.tv/e391562.html
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薬剤
Fri, 20 Nov 2015 17:25:09 +0900
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掲載薬剤が2万種突破!
お薬検索サイト「QLifeお薬検索」に掲載されている薬剤数が20,000種を突破したそうです!
まず、この「QLifeお薬検索」がどんなサイトなのかというと、
QLifeは、「医療と生活者の距離を縮める」コミュニケーションをお手伝いする日本最大級の総合医療メディアです。
病院検索・医薬品検索・医療情報サイトをはじめ、20以上のサイトがあり、月間600万人(2012年8月現在)に利用されています。
また、100以上の外部サイトにもQLifeのコンテンツは利用されています。だから、知らないうちにあなたのお役に立っているかも!
・・・とサイトでは説明されており、なんといっても目玉は、薬を、検索処方薬だけでなく、薬局で買える市販薬(OTC医薬品)でさえも検索できるのです!
そして、その検索できる薬の数が、287社20413種になったらしく、一般の人だけでなく、医師や薬剤師などの医療者からも高い評価を得ているのです!
ここの凄いところは、薬の名前からの検索ではなく、、疾患ごとでも検索できて、さらに「カプセルやパッケージに刻印されている記号、番号(処方薬のみ)」や「レセプト電算コード」「JANコード(市販薬のみ)」からも検索できるのです!
また検索結果も、薬の作用と効果、副作用、保存方法などもしっかりと掲載されているので、なにか薬でわからないことがあったら、ここで調べたほうがいいですよ!
https://teraster22.tenkomori.tv/e344303.html
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薬剤
Wed, 11 Dec 2013 14:22:15 +0900
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調剤薬局とドラッグストアの違いとは?
薬剤師の職場というと、おおむね薬局かドラッグストア、病院や製薬会社ということになるかと思います。
そこで、気になるのは、それぞれの給与ですね。
ネットで調べてみると、薬局の場合、年収は350万円から550万円で、管理薬剤師になると最低でも500万円は超えるそうです。
しかし、ドラッグストアの場合、年収は初年度から、400万円を超えることが多く、店長クラスになると600万円を超えるのだそうです。
病院の場合は、さきほどの薬局やドラッグストアよりも年収が多く貰えるのではないかと思いがちなのですが、実はあまり年収はよくないようで、最初の年で300万程度なのだとか・・・しかし、大病院で夜勤がある場合、手当などがプラスされ30万~50万円ほど金額が上がるそうです。
それでは、一番貰えそうな製薬会社を見てみましょう。
いきなり50万オーバーになるのかなと思いきや、なんと最初のうちは300万円台程度なのだとか・・・。
ただ、製薬会社の場合、昇給のおかげで長く勤め続けることにより、1000万円を超えることもあるらしいです。(生涯年収は他の業界と比べても高いらしい・・・)
こうやってみると、やはり製薬会社に入ることが、一番の成功のような気がしますね。
https://teraster22.tenkomori.tv/e331047.html
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薬剤師,薬剤
Mon, 05 Aug 2013 14:01:11 +0900