ゾコーバは、医薬品の迅速使用を目的とする「緊急承認」を2022年11月に取得し、有効性が確認された上で改めて通常承認を得た形となり、この承認に伴い、ゾコーバを処方される患者はこれまで必要だった同意書の提出が不要になるのだそうです。
12歳以上が対象となり、重症化リスクの有無にかかわらず使用できる特長があり、今年2月までに推定で約101万人が使用しています。
]]>現代の医療現場は、ますます複雑化しており、効率的な医療提供を行うためには、デジタル技術を積極的に取り入れる必要があるのですが、DXに関する知識が不足している医療従事者の方々にとっては、DXの導入が大きな課題となっています。
テクノクレアの医療DXでは、クリニックの業務プロセスのデジタル化を支援し、効率化や精度の向上、情報共有の改善などを実現することができます。
クリニックの開業時は事業計画から資金調達、物件探しに内装工事、導入機器の選定から医療機関申請、スタッフ採用と非常にやる事が多く苦心される方が多く、特にホームページやクリニックで利用するシステムの導入は、必要だと感じつつも後手に回ってしまう状況が少なくなく、テクノクレアでは長年クリニックをサポートしてきた経験を活かしながら「医療従事者へのより良い職場環境の実現」と「患者へのより良い医療の提供」のふたつを目指していくのだとか。
長年クリニックをサポートしてきた実績を持つスタッフがホームページ制作からシステム導入までワンストップでサポート、ホームページからリーフレット、デジタルサイネージなど確立したコンセプトでクリニックの想いを具現化いたします。
また、ホームページは作っただけでは意味がありません。来院したくなる工夫や、来院しようと思った時に直ぐ予約が出来る予約システムの導入など、点ではなく線で繋がった施策でクリニックの集患をサポートしてくれます。
これは大阪市の病院が昨秋に受けたサイバー攻撃による被害の原因を調べる過程で、発覚したようで、NECは朝日新聞の取材に事実関係を認め、システムのセキュリティー対策を抜本的に見直すとしています。
サイバー攻撃の被害に遭ったのは、大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)で、昨年10月、電子カルテのサーバーがランサムウェア(身代金ウイルス)に感染し、少なくとも数十台でデータが暗号化され、患者のデータなどが破壊され、約2カ月にわたって救急患者の受け入れや外来診療に影響が出ていました。
政府からセンターに派遣された専門家が、次々とウイルスに感染した原因を調べたところ、IDとパスワードが使い回されていたことを確認したのだそうで、NECとセンターに「問題点」として指摘。
病院の「心臓部」ともいえる電子カルテシステムは、多くの医療機器と接続する必要があり、複雑な仕組みで動いていて、開発した業者しか把握できず、病院側で専門知識を持った人材を育てにくい側面がありセンターの担当者は設定や管理をNECに任せきりだったようで、報告書では、交渉や契約に至る段階で役割分担や責任の所在が明確にされず、ガバナンスが機能していなかったと指摘され、病院内が閉じたネットワークであると病院側、業者側がともに過信したことで、機器の管理が不十分だったりセキュリティー対策の意識が薄れていたとしています。
]]>いや、これ凄いですよね・・・。なんでも世界初の試みだということのようですけど、こんなことを政府レベルで行えるというすごさを感じますね。
具体的には 「アレクサ、インフルエンザの症状を教えて」などとAIアシスタントに話し掛けるだけで欲しい情報を得られるようになるのだそうで、これにより長時間労働を強いられている医師たちや、インターネットでの誤った医療情報の拡散を懸念する医療専門家からは、サービス開始を歓迎する声が相次いでいるのだそうですよ。
まぁ、これは意外ですよね、仕事を奪われるという懸念よりもむしろ逆の発想になるなんて!
しかしながら、プライバシーのことを考えると、アマゾンがユーザーの医療データを収集してターゲティング広告に利用する可能性もあるのではないかという危惧する声もあるようです。
また、アマゾンによると、既に今週初めから、NHSのウェブサイトに掲載された医療情報を検索できるよう、アレクサを搭載したスマートスピーカー「エコー」のアップデートを開始したのだそうです。
また、イギリスでは、自分でウェブサイトを調べるのではなく、アルゴリズムでウェブサイト上の情報を精査し、わずか数秒で答えを提供する音声アシスタントを使う人が増えてきているようで、英保健省は、より信頼性の高い情報をNHSが提供することで、特に高齢者や目の不自由な人たちの助けになるサービスだと説明しているのだとか。
日本語ではまだまだのアレクサですけど、やっぱり開発者たちの言語であれば、その正確性は群をぬいているのでしょうね。
ちなみに、来年中にはNHSのサイト上で情報提供している症状の半数が、アレクサ経由で調べられるようになるとの見通しのようで、プライバシー上の懸念については、英国民の医療記録へのアクセス権はアマゾンにないと強調されていて、さらにはグーグルなど、他の音声アシスタントサービスを提供する企業各社にも、NHSとの提携を呼び掛けているようですよ。
いや~政府がここまで柔軟だととてもうらやましいですね。
]]>これは、昨年11月の販売開始以降、およそ3000人が服用したようですが、そのうち薬剤との因果関係を否定できない急性腎不全が9人報告され、その9人のうち70代の男性が死亡したのだそうです。
ヴィキラックスは、C型肝炎のジェノタイプ1型ウイルスを駆除するための抗ウイルス薬で、NS5A阻害剤のオムビタスビルとNS3/4A阻害剤のパリタプレビル/リトナビルを配合した合剤で、速やか且つ強力な抗ウイルス作用を発揮にする配合薬で、1日に1回2錠を経口服用し、投与期間は12週間(約3ケ月)となっています。
これまで、C型肝炎の治療は、インターフェロンが中心で副作用に悩まされていたのですが、今回のヴィキラックスは、インターフェロンを使わない飲み薬として日本のC型肝炎治療は、肝炎ウイルス撲滅への最終章に入ったと言われるほど、期待が高かったのですが、うまくいかないものですね。
腎機能が低下している患者への投与には、特に注意するよう求められています。
これは、かかりつけ薬局を持つよう促すために導入されたのですが、このお薬手帳を持参し、半年以内に同じ薬局を2回以上利用すれば、医療費が安くなるというもので、これを薬局に持っていかなければ、はっきりいって損をすることになります。
そもそも、このお薬手帳というものは、自分が使っている薬の名前や使用している量、日数、使用法などを記録するもので、東日本大震災の時に、このお薬手帳が役に立ったため、国がお薬手帳の普及に努めています。
しかし、国が頑張っている割には、このお薬手帳って、知られていないですよね?
どうやって作るのかがわからなかったり、そもそもどこで手に入るのかさえ、知らない人も多いのではないでしょうかね?
まず、このお薬手帳は無料でもらえますので、持っていない場合、病院で処方せんをもらったら、保険薬局でつくってもらいましょう。
または、薬局に行って「お薬手帳が欲しい」と言えば、貰うことができます。
また、スマートフォンの普及に伴い、様々な機能が搭載された電子お薬手帳も増えてきていますから、持っていない人は今後のためにもぜひとも作っておきたいものですね。
株式会社ココカラファイン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:塚本 厚志、以下 ココカラファイン)は、お薬手帳アプリを大幅リニューアルし、2016年7月1日(金)に公開いたしました。
厚生労働省の統一規格に準じており、ココカラファイングループの全薬局に加えて、お薬手帳アプリに対応している他企業の薬局でも利用できる。
]]>医療費抑制のためにジェネリックの使用促進をすすめているようですが、医療においては安いほうがいいなんて発想はあまりないのでしょうし、多くの人はジェネリックってなんぞ??と思っているのではないでしょうかね。
もちろん、安いに越したことはないのですが、意識的に高いほうが効くのではないかと思ってしまいますよね。
ちなみにそのジェネリックなんですが、一般的にジェネリック医薬品といって日本語にすると「後発医薬品」と呼ばれるものです。
なにが後発なのかというと、新薬、つまり先発医薬品の特許が切れたあとに販売されるもので、新薬と同じ有効成分、同じ効き目を持っているけれど値段の安い薬のことなのです。
薬に特許なんていらないだろっ!って思われるかもしれませんが、実は先発医療品を作るためには開発費、製造費のコストが数百億円というとてつもない費用がかかってしまいますし、また完成までに10年ほどの期間もかかってしまいます。
なので、特許という形で独占権を与えてもらわなければ、到底やっていけないものなのです。
そして、その特許期間が終わることにより、その製造方法が無料で開放され、みなの共有財産となるのです。
ちなみに2013年でのジェネリックの普及率は46.9%とのことで、政府はこの数字を80%までの普及率にしたいのだそうです。
ここまで書くと、ジェネリックっていいことづくめのようですが、それにも関わらず普及率が一向に伸びてこないのには理由があって、「先発医療薬=ジェネリック医療薬」というわけではないからなのです。
なかには新薬からジェネリックに変えて、薬の効きが悪くなったというような例もあり、一概に安くて同じものなのだという認識は危険です。
中には粗悪な品質管理体制なジェネリックメーカーもありますし、信頼度で言えば、先発医療薬にはかないません。
やはり開発・研究・製造・検証にお金をつぎ込んだ先発薬と、それを真似るだけのジェネリックでは全く同じものができるというわけではありませんよね。
まぁ、同じカレーの具材で料理しても、その料理方法の違いによって味が変わるというのと同じです。
なので、安いからといってジュネリックに飛びつくのは懸命ではありません。
先発薬とは全く別物として捉えたほうがいいのかも知れません。
しかも、今後もこの数字は「過去最高」を更新し続けていくようで、消費税が10%に上がったところで社会保障の財源を確保するのは難しいでしょうね。
また、日本薬剤師会の調査でも在宅の75歳以上の家に残っている残薬は年間で475億円分にものぼるとのことで、これを日本全国全ての人にするとかなりの残薬費になりそうで、これは大きな問題です。
というのも、薬代の7~8割は国民の保険料や税金から捻出されているので、残薬の無駄があればあるほど、国の財源を気付かないうちに圧迫しているということになります。
ですので、このような流れの中では、薬剤師も「調剤業務だけを行い、薬を出しておけばいい」というような考え方ではいけないでしょうね。
「薬を多めに出しておきますね」なんていうのは、親切心からくるものではあるのですが、このような無駄を薬剤師自体が冗長してはいけません。