30年ぶりに承認された新規便秘治療薬

2016年07月26日

30年ぶりの便秘症新薬ルビプロストンが発売されます。

便秘で長期間悩んでいる人はとても多く、一般的には生活習慣の改善指導、薬物治療で対処するのですが、なかなかうまくいかないもの。

そこで薬に頼りたいところなのですが、既存の薬には耐性や習慣性の問題があったりしますし、塩類下剤は血清電解質に影響を及ぼすため腎機能が低下した患者には使えないという問題がありました。

しかし、この新薬では、自然の排便を促すことが特徴となっていて、腹痛がないうえ、耐性、習慣性がないから長期間の投与が行えるのだそうです。

この商品名はアミティーザカプセル24μg。

アミティーザカプセル24μg

小腸での水分分泌を促進することによって便を柔らかくし、腸管内での便の移動を容易にして排便を促進し、通常、慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)の治療に用いられます。

  

Posted by 寺島寿樹  at 18:01Comments(0)薬剤

ヴィキラックスで急性腎不全恐れ

2016年07月06日

厚生労働省がC型肝炎治療薬「ヴィキラックス」で急性腎不全を起こす恐れがあるとして、薬の添付文書の「重大な副作用」に追加記載するよう製造販売元のアッヴィ合同会社に指示したのだそうです。

ヴィキラックス

これは、昨年11月の販売開始以降、およそ3000人が服用したようですが、そのうち薬剤との因果関係を否定できない急性腎不全が9人報告され、その9人のうち70代の男性が死亡したのだそうです。

ヴィキラックスの概要

ヴィキラックスは、C型肝炎のジェノタイプ1型ウイルスを駆除するための抗ウイルス薬で、NS5A阻害剤のオムビタスビルとNS3/4A阻害剤のパリタプレビル/リトナビルを配合した合剤で、速やか且つ強力な抗ウイルス作用を発揮にする配合薬で、1日に1回2錠を経口服用し、投与期間は12週間(約3ケ月)となっています。

ヴィキラックス配合錠の「使用上の注意」改訂

これまで、C型肝炎の治療は、インターフェロンが中心で副作用に悩まされていたのですが、今回のヴィキラックスは、インターフェロンを使わない飲み薬として日本のC型肝炎治療は、肝炎ウイルス撲滅への最終章に入ったと言われるほど、期待が高かったのですが、うまくいかないものですね。

腎機能が低下している患者への投与には、特に注意するよう求められています。

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Posted by 寺島寿樹  at 11:55Comments(0)医療

薬剤師不在でも販売可能

2016年05月27日

花粉症治療薬であるアレグラFX(一般名フェキソフェナジン)など4成分の6商品の市販薬が、今年の夏以降、薬局などで薬剤師不在時でも購入できるようになるのだそうです。

アレグラFX

アレグラFXの他の商品は、鼻炎用内服薬のストナリニZとコンタック鼻炎Z、アレルギー用点眼薬のアイフリーコーワAL、解熱鎮痛薬のナロンメディカルとリングルアイビー錠α200。

まだ決定ではありませんが、どうやらこの薬たちは、薬剤師の説明が必要な第1類から、登録販売者からも購入できる第2類、または指定第2類」にリスク区分が変更されるのだそうです。

第1類医薬品とは、副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要するものとなっていて、販売は薬剤師に限られていて、店舗でも購入者が薬剤師の説明を聞かずに購入できないように、手の届かない場所に陳列されています。

第2類医薬品は、副作用、相互作用などの項目で安全性上、注意を要するものとなっていて、この中でもより注意を要するものは指定第2類医薬品となっています。

この第2類医薬品には、主なかぜ薬や解熱剤、鎮痛剤など日常生活で必要性の高い製品が多くあります。

このアレグラFXは、嵐の大野智さんがCMキャラクターを務めていて有名ですよね。

薬剤師の脳みそ

  

Posted by 寺島寿樹  at 17:24Comments(0)薬剤