「医療DX」提供開始

2023年09月06日

開業を検討されている医師に向けたクリニックのDX化を支援する「医療DX」の提供が開始されました。

医療DX

現代の医療現場は、ますます複雑化しており、効率的な医療提供を行うためには、デジタル技術を積極的に取り入れる必要があるのですが、DXに関する知識が不足している医療従事者の方々にとっては、DXの導入が大きな課題となっています。

テクノクレアの医療DXでは、クリニックの業務プロセスのデジタル化を支援し、効率化や精度の向上、情報共有の改善などを実現することができます。

クリニックの開業時は事業計画から資金調達、物件探しに内装工事、導入機器の選定から医療機関申請、スタッフ採用と非常にやる事が多く苦心される方が多く、特にホームページやクリニックで利用するシステムの導入は、必要だと感じつつも後手に回ってしまう状況が少なくなく、テクノクレアでは長年クリニックをサポートしてきた経験を活かしながら「医療従事者へのより良い職場環境の実現」と「患者へのより良い医療の提供」のふたつを目指していくのだとか。

長年クリニックをサポートしてきた実績を持つスタッフがホームページ制作からシステム導入までワンストップでサポート、ホームページからリーフレット、デジタルサイネージなど確立したコンセプトでクリニックの想いを具現化いたします。

また、ホームページは作っただけでは意味がありません。来院したくなる工夫や、来院しようと思った時に直ぐ予約が出来る予約システムの導入など、点ではなく線で繋がった施策でクリニックの集患をサポートしてくれます。

「医療DX」の価格
ライトプラン:¥400,000(税抜)
スタンダードプラン:¥1,000,000(税抜)
プレミアムプラン:¥1,800,000(税抜)
  

Posted by 寺島寿樹  at 11:06Comments(0)医療

電子カルテでサイバー攻撃被害拡大

2023年03月29日

NECが構築した電子カルテシステムを使う全国280の大規模病院のうち、半数以上の病院でサーバーやパソコンが病院ごとに同じIDとパスワードを使い回す状態になっていたのだそうです。

医療センター

これは大阪市の病院が昨秋に受けたサイバー攻撃による被害の原因を調べる過程で、発覚したようで、NECは朝日新聞の取材に事実関係を認め、システムのセキュリティー対策を抜本的に見直すとしています。

サイバー攻撃の被害に遭ったのは、大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)で、昨年10月、電子カルテのサーバーがランサムウェア(身代金ウイルス)に感染し、少なくとも数十台でデータが暗号化され、患者のデータなどが破壊され、約2カ月にわたって救急患者の受け入れや外来診療に影響が出ていました。

政府からセンターに派遣された専門家が、次々とウイルスに感染した原因を調べたところ、IDとパスワードが使い回されていたことを確認したのだそうで、NECとセンターに「問題点」として指摘。

病院の「心臓部」ともいえる電子カルテシステムは、多くの医療機器と接続する必要があり、複雑な仕組みで動いていて、開発した業者しか把握できず、病院側で専門知識を持った人材を育てにくい側面がありセンターの担当者は設定や管理をNECに任せきりだったようで、報告書では、交渉や契約に至る段階で役割分担や責任の所在が明確にされず、ガバナンスが機能していなかったと指摘され、病院内が閉じたネットワークであると病院側、業者側がともに過信したことで、機器の管理が不十分だったりセキュリティー対策の意識が薄れていたとしています。

  

Posted by 寺島寿樹  at 08:52Comments(0)医療

救急集中治療医がマンガで解説

2023年02月15日

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119が、点滴の管のしくみについてのイラストレーションを一般公開しました。

救急集中治療医がマンガで解説

水分や薬剤を緩やかに投与する点滴は治療で多く使用され、長い時間をかけることから「適量なのか、早くできないのか」と思われる方がいますが、投与速度は厳重に決められているもの。

どのように調整されているのか、点滴の管のメカニズムも含め、救急集中治療医の見地から親しみやすいマンガで解説されていて、この資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用していただくことが可能となっています。

点滴は、治療で多く用いられ、水分や薬剤を一定の濃度で持続的な投与ができることから熱中症などの救急時はもちろんのこと、入院時の定期的な投薬に使用され、長い時間をかけて一滴ずつ投与することで、血中薬剤濃度の急激な上昇を防げる安全な方法でとなっています。

点滴は、薬剤によって投与速度が厳重に決められており、同じ容量でも、所要時間が30分のときもあれば、12時間をかける場合もあります。

この速度を調整するのが「クレンメ」という流量調整装置で、「何秒間に何滴」と確認するのが「チャンバー」という透明な筒で、投与される薬剤ごとに調整し、アナフィラキシー・ショックを起こすことなく、体内へ穏やかに取り入れるようにしています。

「時間がかかりすぎではないか」「滴のペースが早い」と長時間の点滴で管の様子を見て不安がる必要はありません。点滴が、安全で安心できる治療であることを解説します。

印刷用資料ダウンロードリンク

  

Posted by 寺島寿樹  at 10:57Comments(0)薬剤