かかりつけ薬剤師制度って大丈夫?
2016年05月02日
国は、「かかりつけ薬剤師」制度を推進したいようですけど、これ、問題だらけで一体誰が考えたのでしょうね?
少なくとも現場レベルの人は、制度策定に関わっていないのではないでしょうかね?
そもそも、かかりつけ薬剤師と簡単にいいますけど、担当する薬剤師側に幾つかの条件があって、まずは定められた研修を修めた認定薬剤師であることと、実務経験3年以上であり、当該薬局の在籍6か月以上、なおかつ1週間の勤務時間が32時間以上であることが条件として盛り込まれています。
まぁ、これは実務経験など知識を考慮すると、当然のことなのかもしれませんが、問題は、これ、
患者への投薬・服薬指導は、基本的にかかりつけ薬剤師が担当し、さらに薬剤師は自らの勤務表を患者に交付し、薬局が閉まっている時間帯でも、24時間担当患者からの電話に対応しなければならないこと。
もう、これはブラック以外のなにものでもありませんね。
24時間対応って、薬剤師は眠れないんかい!!!!
あげく、患者さんに勤務表を渡すって、アホらしくて驚いてしまいます。
薬剤師には女性もいるわけですし、ストーカー行為も起こりうる状況ですよね。
だって勤務表も知られているし、おまけに24時間対応しなければならないのですよ?
このシステムは、薬剤師に人権を放\放棄しろって言ってるようなものですよね・・・。
薬剤師が不足しているという現状があるというのに、このようなブラックシステムでは薬剤師になろうなんて思う人いませんよね・・・。
仮に月収100万円貰えると言ってもやりたくない職業ですよね。
偉い人たちは一体何を考えているのでしょうね・・・