2015年11月12日

漢方事始めコラムの始まり

なんとあの薬剤師求人専門の求人ポータルサイト「薬剤師求人.com」の中に、漢方についてのコラム「漢方事始めコラム」が掲載されたようです。

漢方事始めコラム一覧
きっかけとしては、漢方について学びたいという薬剤師からの声を多かったようで、名古屋の老舗漢方薬局である和漢・漢方の本草閣薬局の代表取締役 薬剤師の秋山あかねさんに協力を得て、連載がスタートするようです。

まずは10回の予定で更新されていくようで、これまで西洋医学ばかりを勉強してきた人にとっては、自分の幅を広げるためには面白い企画となりそうですね。

ちなみに和漢・漢方の本草閣薬局は、名古屋の鶴舞に本店を構えでおり、他にも緑区にも支店があるそうです。

  

Posted by 寺島寿樹  at 11:28Comments(0)ブログ

2013年12月20日

薬剤師450人による製薬企業55社のイメージ

ちょっと古い情報になるのですが、神戸に本社のあるネグジット総研が、製薬企業55社のイメージ調査の結果を発表しました。

その調査内容というのが、薬剤師450人を対象とした製薬企業55社のイメージ調査となっていて、「情報発信」「好感度」「営業力」などの6分野について印象を聞いたそうです。

「薬剤師が選ぶ製薬企業イメージ調査2013」

この調査レポートは、52,500円で販売されており、詳細についてはこのレポートを購入しなければならないのですが、総合ランキングは一般に公開されているようで、以下のようになったそうです。

  1. 1位:ファイザー
  2. 2位:武田薬品
  3. 3位:第一三共
  4. 4位:アステラス製薬
  5. 5位:エーザイ
  6. 6位:大塚製薬
  7. 7位:クラクソ・スミスクライン
  8. 8位:MSD
  9. 9位:中外製薬
  10. 10位:塩野義製薬

これまで、2010年から3年連続で武田薬品がトップだったらしいのですが、ここにきてファイザーに逆転を許したのだそうです。

ちなみにファイザーは、アメリカにある製薬会社で、世界売上1位を誇っている大企業で、日本企業の武田薬品が首位陥落してしまったのは、とても残念です。

とはいえ、武田薬品は、日本での売上は1位であり、世界の医薬品企業の中でも14位と立派な数字を残している会社です。

ちなみに、全質問がネットに掲載されていましたので、ここで転載しておきますね。

【全設問】
Ⅰ.コールセンター
■Q1.今年の製薬企業のコールセンター(電話相談室)の利用経験について
■Q2.今年問い合わせされたことのある製薬企業について(MA)
■Q3.今年問い合わせした内容で記憶しているもの、印象に残っているコールセンターの 対応について(FA)
■Q4.最も評価できるコールセンターを持つ製薬企業(SA)
■Q4-2.Q4で回答されたコールセンターを評価する理由(FA)
■Q5.製薬企業のコールセンターを利用した経験がない理由(SA)
■Q5-2.Q5「その他の手段で調べた」の「その他の手段」について
(MA)
Ⅱ.営業力
■Q1.営業・販売力の強いイメージのメーカー(SA)
■Q2.質の高いMRのメーカー(SA)
■Q3.トラブル対応が早いメーカー(SA)
Ⅲ.開発力
■Q1.研究開発に熱心なメーカー(SA)
■Q2.今後の新薬が期待できるメーカー(SA)
■Q3.患者目線で製造された製品、製剤工夫がされていると思う製品名(FA)
Ⅳ.好感度
■Q1.自分の子供を入社させたいと思うメーカー(SA)
■Q2.薬局・薬剤師を大事にしているメーカー(SA)
■Q2-2.薬局・薬剤師を大事にしているメーカーの回答理由について(FA)
■Q3.製品に絶対的な信頼を置いているメーカー( SA )
■Q3-2.製品に絶対的な信頼を置いているメーカーの回答理由(FA )
Ⅴ.社会貢献
■Q1.環境問題に積極的に取り組んでいるメーカー(SA)
■Q2.文化、スポーツなどのイベント活動に熱心なメーカー(SA)
■Q3.患者団体の支援に熱心なメーカー(SA)
Ⅵ.情報発信
■Q1.最近、薬剤師向けに情報提供、勉強会など積極的に行っているイメージのあるメーカー( SA )
■Q2.薬局・薬剤師に対する情報提供が充実しているメーカー( SA )
■Q3.患者向け情報が充実しているメーカー( SA )
■Q4.情報伝達の早いメーカー( SA )
Ⅶ.ランキング
■各分野別総合ランキング
■薬剤師が選ぶ製薬企業イメージ総合ランキング
Ⅷ.後発品企業
■Q1.ここ1年で薬剤師への対応が良くなったと評価する後発品企業
■Q1-2.ここ1年で薬剤師への対応が良くなったと評価する後発品企業の回答理由
-PR TIMES-   


Posted by 寺島寿樹  at 13:25Comments(0)ブログ

2013年10月28日

在宅医療支える薬剤師の訪問管理

今、在宅で医療を受けている患者をサポートするために、薬剤師自らが患者の自宅を訪問し、薬を管理するという取り組みが広まっているそうです。

和歌山県の薬剤師会が、この動きをもっともっと知ってもらおうと、和歌山県内での訪問管理を行う薬局をまとめた一覧表やパンフレットなどを作成しているそうで、これはとても素敵なことだと思います。

この訪問管理ではどのようなことをするのかというと、、薬剤師が医師の処方箋に基づいて薬剤を患者宅に持参し、服薬の指導などを行うそうで、介護保険や医療保険も適用できるそうです。

この訪問管理、人出も必要となりますし、薬剤師の負担は大きくなりますが、患者さんにとっては、これほど助かるサービスはないと思います。

病気の方は、薬を受け取るために家から出るだけでも大変ですので、ついつい薬を貰いに行くことに億劫になってしまったり、家族の方も受け取るための時間を割ければいいのですが、なかなか日本の勤務システムでは、そこまで気軽に職場を離れるわけにはいきません。

また、和歌山県は、この在宅医療を推進するため、訪問管理を行う薬局の地図の作成や研修などについて補助金を出すなどの支援に取り組むそうで、こうやって県の力も動いてくれると物事は動かしやすいですね。
和歌山県はすごく立派だと思います。

こうやって、困っている人のために働けることは、とて有意義だと思いますし、ますます薬剤師になりたいと思うのです。

  
タグ :訪問管理


Posted by 寺島寿樹  at 12:47Comments(0)ブログ